みなさんこんにちは!でんしょばです🕊
さて今回は、自分の経験を基に今まさに悩んでいる人や大きな不安などを抱えている人が少しでも楽に生きていく方法をご紹介できればと思います。
特に目新しいことはないかもしれませんが、実体験を基に気づいたことや感じたことを書きますので、もしこの記事で少しでも前向きに人生を歩むきっかけになれればと思います。
大切なことがたくさん詰まった記事ですので是非最後まで読んでみてくださいね。
- 今の仕事がつらくて逃げ出したい
- 自分の人生がこのままでいいのかわからないけど行動ができない
- 仕事を休んでしまっていて現状からどう抜け出せばいいかわからない
- 自分らしい生き方がわからない
- 何のために働いて/生きているのかわからない
この記事で伝えたい事
→結論からいうと
『人が生きている意味なんてそもそもないし、知識を増やして自分の理解に努め、自分らしく生きる為にひたすら行動をする。それが結局一番楽に生きることができる。』
ということです。
んー、わかるようでわからないような。どうゆうこと?と思った方が大半だと思います。
実際に自分自身の経験を基に解説していきます。
そもそもの大前提
大前提として、人が生きることに意味などはありません。
自分で決めることでもなければ、誰かに決められるものでもありません。
そもそも無いものを探していても時間が無駄なのでやめましょう。
そして別にこれから先もないです。
人は弱っていたり落ち込んでいるときに『何のために生きてるんだろう?何のために仕事してるんだろう?』と考えてしまう生き物のようです。そうゆうもんなので仕方ないです。
だから、ないものを探すのではなく、『どうなりたいか』『どう幸せになるか』を考える方がよっぽど生産的な時間になります。
人は誰しも幸せになりたいという本能がある生き物だからこそ、
『どう幸せになるか』を考える事が一番大切です。
好きなことをするためにただ生きている
人はただ好きなことをするために生きていると言えます。
例えば、大好きな人と爆笑しながら一緒に過ごしているとき、
大好きなものを食べてるとき、大好きな映画を見てるときに
わざわざ『何で生きてるんだろー?』とか考えないのがその証拠です。
好きな人、好きなこと、好きなもの、好きな場所、好きな曲、そんなものを楽しむために人はただ生きています。
そこで質問です。
『あなたの好きなものはなんですか?』
こう聞かれてすぐに答えられない人も少なくはないかと思います。
ただ安心してください。
今ぱっと思い浮かばない人も、それはいま少しだけ疲れていて忘れているだけ。
思い出せないだけです。絶対に1つくらいはあるはずなので、それを思い出す感覚が大切です。
好きなことが思い出せないのは人の目を気にし過ぎていると言われています。
自分が好きなことよりも他人が好きなことをするようになると、周りの目を気にしてばかりで好きなことがわからなくことがあります。
人からどう見られるかを気にして選ぶ流行りのファッションやライフスタイル。
SNSは便利なもの、流行りのものが画面一つでたくさん知れる便利なツールとなった一方で、他人からどう見られるかを強く意識させてしまう『承認欲求を下手に刺激してしまうツール』となってしまったのも事実です。
また、人からの目があるから後ろめたいと感じるものもあります。
例えばゲームやNetflixは家で怠けてると思われるから他のことしなきゃとか、そのような『こうでなければいけない』というものはないんです。
要は、他人の目を気にすることでいつの間にか自分に素直な『好き』という感情を忘れてるだけです。
自分がいいなと思うもの、かわいいなと思うもの、きれいだなと思うもの
その素直に感じたことがそのまま好きなことだということを忘れないようにしましょう。
経験談:必死に働いた先にあったのは、知りたくなかった現実

ここからは自分自身の経験をご紹介します。
私は、新卒1年目で入社した会社で必死に働いた結果、4年目の終わりごろに体調を崩して半年間休職しました。
期待とワクワクであふれていた新入社員時代
新入社員として勤め始めた大手の企業。
正直将来のことなど対して考えていなかった自分が就職活動をしたらたまたま面接がうまくいって
ほんとにラッキーで第一志望の会社に入社することができました。
人事の方々も素敵な人ばかりで、先輩社員も収入は1000万円を超える人がたくさんいるような会社でした。
自分もここで頑張っていけば先輩たちと同じような高収入で幸せな人生が待っているんだと期待を膨らませながら日々の業務を一生懸命働いていました。
仕事にはやりがいもありました。お客様に提案が喜んでもらえたり、自分の仕事が誰かの幸せを手伝うことができているときは喜びもありました。
多少しんどいことがあっても、上司や先輩、同期や彼女のおかげで何とかストレスにも耐えることができている状態でした。
残業で収入面はよかった部分もありましたが、その反動で外食や飲み会が増えて出費もかさんでいまいた。
お金はあるけど使う時間がない といった状況でたまに行く旅行などで一気に使って発散するような日々にどこか虚しさみたいなものがありました。で、結局たいして手元にお金も残らないような1年目でした。
皆さんも同じような経験はないでしょうか?
いろいろなことに気づき始めた2,3年目
一方で、2年目3年目と年次が上がるにつれて任される仕事の難易度も上がり、ストレスやプレッシャーも一緒に上がっていきました。その分収入も少しだけ上がりましたが、同様にストレスでムダ遣いしたり、休日はへとへとで昼まで寝て外には一歩も出ず、だらだらしてるなんて日も増えました。
仕事が終わって夜遅くに帰ってきて食事をとって風呂に入って寝て起きてすぐまた仕事。といった具合に自分の時間はほとんどなかったように思います。
そんな日々の中で、自分の業務も少しずつではありますが一人でできる業務が増えたました。
余裕が生まれてきて、ふと周りをみたときに先輩社員たちの姿が自分の将来に映って見えた時にぞっとしました。
今まで頑張ってこれたのは周囲の支えもありましたが、いま目の前の仕事を頑張った先に幸せな未来があると感じていたからでした。
しかし、ひとたび先輩や上司に目を向けると毎日仕事に追われ、休日も仕事をして、家庭の時間も取れず。クレームやトラブルに削られながら仕事の不満や愚痴にイライラしている姿。すべての人がそういうわけではありませんでしたが、将来自分もこうなってしまうような気がして嫌気がさしていました。
休日にも仕事をしなければいけない業務量、1人当たりの業務量の多さ、人が足りない上に働き方改革で業務時間を減らして、品質を変えないようにしろとの上からの指示。ラインのことをわかっていない経営層に不満を抱くも意見が届かない風通しの悪さ。
ひたすら生産性を上げて一人当たりの単価を上げろという指示に疑問を感じていました。当然そんなうまくいくわけもなく、個人だけでなく課内のミスも増え手戻り仕事も増える一方で、ミスを減らすための改善案を出せだのチェックリストやダブルチェックしろだの、仕事は増える一方。
ますます状況は悪化していました。まさにネズミが滑車を走らされている状態。ラットレースでした。
なんやねんこれ…。と思いつつも、今の収入や生活。充実した福利厚生などを天秤にかけると、現状を変える勇気もなく、普段の仕事で嫌なことがあっては転職サイトを見てはそれもめんどくさくなってサイトを閉じ、資格の学校からのしつこい電話もうっとうしくて無視。みたいな日々を過ごしていました。
体調に異変
そんなモヤモヤした日々で、プライベートではそれなりに楽しいこともありましたが仕事に対してはかなりモチベーションが下がっていました。
そんなある日、シンプルに風邪をひきました。
目が覚めたらなんだか全身がだるく重い感じ。
もともとそこまで身体が丈夫な方ではないので、季節の変わり目に風邪でも引いたかなと思い体温計で熱を測ると案の定38℃超え。
『あらら、やっちゃったわ』
すぐに社用携帯で上司に連絡してその日は休ませてもらうことになりました。
正直、その日にやらないといけない仕事が気がかりで休める状況でもなかったのですが、体調的にできそにもなかったのでそのまま休みました。
しかし、どうしても休み明けにその溜まった仕事をイメージすると心が休まらず、床を這いながら社用のiPadと携帯電話を確認してしまいました。
案の定、大量のメールと着信があり、返事はしなかったものの『早く治して仕事片付けないと…』
といった気持ちとは裏腹に熱はなかなか下がりませんでした。
次の日も体調はよくならず、同じように上司に連絡を入れましたが、溜まった仕事やトラブル対応、やらないといけない仕事量をイメージすると全然心は休まりませんでした。
『たった2日休んだだけでこんなに仕事たまるんかよ。』
そんな気持ちを抱えながら、もうどうでもいいやと思いその日はゆっくり休みました。
今週の残りの日は残業祭りで休日も出勤だろうな~いやだな~って感じで寝ました。
突然仕事に行けなくなりました
3日目の朝、明らかに異変に気付きました。
体温を測ると平熱。
ゆっくり休んだこともあり、風邪はどうやら治ったようで、いつも通り支度をしていました。
ただ、どうしても会社に向かう気になれませんでした。
想像しただけで頭が痛くなるような仕事量のイメージ。この2日間で溜まった仕事をすることに対して今まで感じたことのないほどの嫌気がさしました。
身体は元気で、普通に生活する分には何の支障もないのですが、どうしても仕事に向かうことができなくなってしまいました。
この日は、罪悪感を感じながらも上司に体調がまだよくならないと仮病を使って休むことにしました。
身支度していたスーツを脱いで、なんやこれ。と異変を感じながらも、まぁいいや。何とかなるか。
といった軽い気持ちでいました。
会社貸与の通信機器は全部電源を切って、いったん忘れることにして次の日から休日だったのもあり、普通に2日間の休日を過ごしました。
このときは、休み明けから色々大変だろうけど切り替えてまた頑張ろ。といった気持ちでした。
と同時に、『俺は何のために働いてるんやろう』と思ってしまいました。
そして迎えたあたらしい週の始まり
案の定、全く一歩も行く気になれませんでした。
さすがに上司にも風邪にしては長引きすぎやし、なんて連絡すればいいかわからず
『体調がすぐれないため本日も欠勤します』と送るのが精一杯でした。
家から出ても職場の近くに住んでいたこともあり、職場の人に会ったら気まずいな…といった気持ちから気軽に外出もできない状況でした。
周りの人に相談することもできず、当時付き合っていた彼女にだけ、仕事行けんくなった。
と伝えていました。彼女はとても心配してくれていて、付き合った当時から仕事の忙しい自分に対して心配をかけてくれる優しい人でした。
なので休んでいることを言っても責めるどころか『そりゃそうやん!今は休み!』と明るく優しい言葉をかけてくれたことを今でも覚えています。
そんななか、iPadで会社の社内サイトをみていると、健康相談センターという社内向けの相談窓口みたいなものをみつけたのでそこにメールしてみることにしました。
すると、すぐに返信があり、近所にある心療内科に受診することを勧められました。
心療内科ってなに?ってかんじで、初めてそんな病院があることを知りました。
正直、そんなん行きたくねぇよ。と思いつつも、会社に行くこともできなかったので渋々行くことにしました。たしか、はじめて風邪で休んだ日からちょうど1週間後くらいのできごとです。
診断結果は適応障害
心療内科で1週間の出来事や、症状を伝え、ストレスやプレッシャーのこと、生活リズムが崩れていることや普段の生活をする分には何ともないことなどすべてを伝えたところ『適応障害』と診断されました。
『適応障害?なにそれ?おれ障害あんの?』
初めて聞く言葉だったので頭の中が『?』でいっぱいでしたが主治医の先生は丁寧に説明してくださいました。
適応障害の症状
不安や焦りなどの情緒的な症状、不眠や頭痛などの身体症状、そして遅刻や暴飲暴食といった問題行動に大きく分けられます。症状の現れ方や内容は患者様によって異なりますので、ここに記載されていない症状を起こすことももちろんあります。こうした症状は原因から離れると改善し、原因が迫ってくると症状が強くなります。たとえば、仕事や学校にストレスの原因がある場合、平日には不安や頭痛などを起こしますが、休日や趣味に没頭している間などには楽に過ごせます。
引用元:https://www.nerima-mental.com/adjustment/
最近では女優の深田恭子さんも発症されてしばらく芸能活動を休養することでも少し話題になりましたね。
深田恭子も診断された「適応障害」…その症状、「うつ病」との違い、復職までの道のりは?
うつ病とは少し異なり、ストレス要因がはっきりしているため、これを生活から遠ざけれ症状は回復する精神の不調のことです。
東洋経済の記事では、2019年の12月時点で100万人以上がこの症状に悩まされているそうです。
適応障害は今や誰にも起こりうる、ごく当たり前の病気といえます。東洋経済記事抜粋
幸い、症状は比較的軽度だったため、夜眠れないといったことや極度の不安感があるわけでもなかったので処方箋治療はなく、今はストレスの原因を徹底的に排除することに専念するように言われ、診断書を発行されました。
これを会社に提出し、正式に休職することとなりました。期限はいったん1ヶ月でしたが、主治医曰くしっかりやすんで好きなことをして、思う存分だらだらしてくださいと言われました。
このときはじめて自分が精神的に追い込まれていたんだと自覚しました。
職場復帰に向けて
好きなことと言われても全然思いつかず、一人でできることも限られていたので当時流行っていたPS4のモンハンを朝から晩までやって過ごしていました。
彼女の職場が家から近かったこともあり、定期的に彼女と会っては休日と変わらないような、一緒に料理を作ったり、のんびり過ごしたりしていました。
不思議なことに、日常生活を送る分には本当になにもかわらず、普通に元気なんです。むしろ仕事に行っていない分体力が余っているくらいでした。
なので、彼女と過ごす時間は本当に楽しかったです。こんな状況で、何も言わずにそばにいて支えてくれていたことに、今でも感謝しています。
両親にもこのへんのことは言ってなかったので、彼女のおかげでつらさや、これからの不安も和らげてもらえていたのかもしれません。あのとき彼女がいなければいろいろなものに押しつぶされて、今の自分はいなかったかもしれません。
仲の良い同期ともオンラインゲームで遊びながら電話したりして、彼女と会ってと過ごす中で、仕事に対するストレスは忘れることができ、徐々に気持ち的にも余裕が生まれるようになってきました。
休職だったため、傷病手当金もあり、細々と生活する分には問題なかった点もラッキーでした。
ただ、どうしても職場にすぐに復帰することはできず、そんな生活が6か月も続きました。
主治医からも産業医からも自分のペースでよくなったら出ておいでと伝えられており、生活リズムを整えることから始まりました。
シンプルに朝起きて夜寝る。それをしっかりしておなかがすいたら食べてとにかくめっちゃ寝ること。
適度な運動もとるようにと言われ、15分程度の散歩も効果的とのことでした。
そこからは主治医、産業医、上司と話し合い、いきなりフルタイムでの出勤ではなく、はじめは慣らし期間としてリハビリ勤務をするかたちで復帰することとなりました。まずは午前中だけ、つぎに夕方まで、そして定時まで。といった具合に延ばしていき、業務量も調整してもらいながら職場に復帰することができました。当面は残業も禁止で配慮していただけたことには感謝です。
久々にいく会社はかなり緊張しましたが、職場の皆さんも温かく迎え入れてくださり、優しい方々ばかりで本当に良かったです。業務面ではいろいろと迷惑をかけてしまったようですが、そんなこと気にすんなといった雰囲気で迎え入れてくださったことを今でも覚えています。
この経験を通じて気づいたこと

いまおもうと、当時はいろいろなことが自分の身に起こっていましたが、ほとんど自覚がなかったです。
しかし、この経験を通じていろいろなことに気づくことができました。
私は、気を使わなくて済む好きな人と過ごす時間が好きだし、そういった生き方がしたい。
また、同じような悩みを抱えている人の手助けが少しでもしたいと考えるようになりました。
これをきっかけに、自分の人生や働き方について真剣に考えるようになり、本を読んだり、ブログなどで発信している方の経験を読んだりすることで、『人は様々な悩みを抱えますが、そのどれもがみんな似ている』ということに気づきました。
実際に知識をつけるために様々な本を読みましたが、実は人間の悩みってほんまに大体同じなんですよね。
『仕事、お金、人間関係、健康』 悩みの多くは大体このどれかに分類されると思います。
しかもその悩みって、ほとんどのことが先人たちが先に経験して、その乗り越え方や物事のとらえ方、考え方として後世に伝えてくれています。それが本です。
今も昔も人の抱える悩みの本質は何も変わっていなくて、そんなときはこうすればよかったよ。
こうすれば楽に考えられるよ。と教えてくれます。
きっと自分も当時こういった知識があれば、同じ状況であっても捉え方が変わって、休職したりせずに新しいことに向かって違う道を探し出していたように思います。
今でも悩みが生まれたらそれに関する本を探して読んで行動に移すようにしています。
本から考え方や価値観を学んで、日々の生活に役立てています。
その時々によって人の悩みは異なりますが、まずは自分がどういう人で、どんなことが好きか、得意かなのかなどを理解することで自分の理想の生き方や人生の目的といった軸のようなものが生まれます。
そして、それを実現するためにはどうすればいいか、どうすれば自分にとって幸せなのかを考えて目標を設定することができます。
もちろん、その途中で様々な困難や壁にぶち当たります。
その都度、本や人からの経験、最近ではYoutubeもかなりわかりやすく解説されています。
そういったものを駆使していけば人生は思ってるより楽に生きていけます。
最後に

さて今回は、私が仕事を通じて得た実体験を基に、人生を少しでも楽に生きる方法についてご紹介しました。
もし今悩んでいることや解決したいことがあるならまずは自己理解をしましょう。
そしてストレスとうまく向き合う方法を学びましょう。
捉え方をポジティブにする考え方を学んで、本当に自分にとっての幸せに大切なことに向かって思いっきり走り出せるきっかけになれば幸いです。
私はこの辺りの本を読んだり、Youtube見たりして少しずつ考え方が変わっていく実感がありました。
本を読むのが苦手な方はYoutubeから見てみるのもオススメですよ。
【自己理解】
【捉え方】
【将来の可能性】
【変わる勇気】
【オススメのYoutubeチャンネル】
本当に良書ばかりなので、また個別で本の紹介も記事にしていこうと思います。
先日、LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略に関しては一度まとめたので
こちらの記事も参考にしてみてください。
長くなりましたが、自分の経験で1人でも多くの人がワクワクするような生き方を見つけることができれば幸いです。自分にとっていいなと思うことを発信し続けます!
以上!でんしょばでした🕊
コメント